2025/02/28




当グループホームでは、感染症蔓延時における利用者様への安全な食事提供を目的とした訓練を実施しました。今回の訓練では、防護服(PPE)の着用方法を含むガウンテクニックを徹底し、感染拡大防止に配慮した実践的な対応を行いました。
訓練内容
・防護服を着用し、昼食の準備・食事介助・排泄介助を実施
・自立されている利用者様は各居室で食事を召し上がっていただき、スタッフが巡回し安全確認を実施
・要介助の利用者様にはホールで食事提供を行い、個別のサポートを実施
・利用者様に過度な負担をかけないよう丁寧に説明し、無理のない範囲で参加していただくよう配慮
訓練に参加したスタッフの声
・「初めてガウンを着用したが、想像以上に暑く、体力を消耗した」
・「通常のエプロンを着用したままだったため、事前に脱いでおく必要があると感じた」
・「居室で食事を召し上がる自立利用者様の見守りには特に注意が必要で、誤嚥防止への意識が高まった」
訓練の振り返り
今回の訓練は、感染症蔓延を経験していないスタッフにとっても実践的な学びの場となりました。実際に蔓延が発生した際には、利用者様の隔離対応など、状況に応じた柔軟な判断と行動が求められます。
また、BCP(事業継続計画)を基盤とした支援の徹底はもちろんのこと、利用者様やスタッフのストレスマネジメントにも配慮する必要があることを改めて実感しました。
今後も、感染症蔓延時に迅速かつ的確に対応できるよう、シミュレーション訓練を継続し、利用者様が安心して過ごせる環境づくりに努めてまいります。


